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デジタルサイネージコラム

話題のブレード型3Dホログラムディスプレイとは?圧倒的なインパクトで集客効果抜群!

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SNSなどでも話題を集めるブレード型3Dホログラム。(通称:3Dホログラムディスプレイ)

大がかりなしかけでなくとも、手軽に近未来的な立体映像を楽しむことができます。

今回はブレード型3Dホログラムで映像が立体的に映し出される仕組みや様々な活用事例をご紹介いたします!

 

 

■3Dホログラムを映すブレード型ディスプレイ

 

まずはブレード型3Dホログラムがどのようなものか、ご紹介いたします。

 

・ブレード型3Dホログラムの特徴

ブレード型に限らず、3Dホログラムは専用のメガネやVRゴーグルを使用することなく立体映像を肉眼で見ることができます。

 

・ブレード型3D ホログラムの仕組み

ブレード型3Dホログラムは扇風機のような形のブレードに光源であるLEDがついています。このブレードを高速で回転させるとLED光源が残像を生み出し、まるで空中に浮かび上がっているかのように立体映像を投影することができる仕組みになっています。

 

 

■他の広告媒体との違い

 

3Dホログラムは他の広告媒体とどのような違いがあるのでしょうか。

デジタルサイネージやプロジェクションマッピングと比較してみました。

 

・デジタルサイネージとの違い

デジタルサイネージは様々な動画や画像が表示できるため、コンテンツの自由度が非常に高いというメリットがあります。大きな画面で魅力的な映像を流すことは高い宣伝効果に繋がりますが、デジタルサイネージで3Dのようなリアルなコンテンツを放映しても、人の視覚にはあくまで「ディスプレイの中のコンテンツ」という認識となってしまいます。

3Dホログラムディスプレイはデジタルサイネージディスプレイのような枠がないため、手軽に立体的であたかもそこに「物体が存在する」かのようにコンテンツを表現することができるため、デジタルサイネージのコンテンツとくらべると何倍もインパクトが強く、人々が思わず足を止めてしまうという効果が得られます。

 

・プロジェクションマッピングとの違い

空間演出の手法としてプロジェクションマッピングは非常に効果的です。大きな建物や室内など、投影する場所に合わせて華やか且つインパクトのある演出が可能です。しかし、規模が大きいプロジェクションマッピングはコンテンツの作成に時間がかかりますし費用も高額になります。同じ演出を続けているとユーザーが飽きてしまうため、定期的に更新する必要があり、更新する度に時間や費用が必要です。長期的な継続利用がプロジェクションマッピングの難しい点といえるでしょう。また、規模が大きくないと印象的な効果を出しづらいというものプロジェクションマッピングのデメリットです。

一方、3Dホログラムディスプレイは、プロジェクションマッピングに匹敵するようなインパクトある印象効果を、実現しやすい(規模)大きさで同様の効果がだせるという事も注目されている理由の一つとなります。

 

 

■3Dホログラムの活用事例

 

 

最後に、3Dホログラムの活用事例をご紹介いたします。ブレード型以外の3Dホログラムについてもご紹介していますので、宣伝内容に合わせて3Dホログラムのタイプを選ぶ参考にしてみてください。

 

・新車発表イベント

イタリアの一流スポーツカーのメーカーであるランボルギーニ社が2019年に3Dホログラムを活用した新車発表イベントを行い話題になりました。実寸大の新車を3Dホログラムで投影した後に本物の新車が登場するというインパクトの大きな演出をしたことでユーザーからの反応が良く話題となりました。

 

・雑誌の広告

こちらも車についての広告になりますが、アメリカの富裕層向けに発行されている雑誌「Fast Company」では2016年にポルシェ社が3Dホログラムを用いた広告を出稿しました。新型ポルシェ911の広告ページの見開きに組み立てると四角錘になる透明のプラスチック製フィルムがついており、読者がスマートフォンやタブレット端末の上に組み立てた四角錘のプラスチックを置き、専用サイトにアクセスして動画を再生するとポルシェ911が3Dホログラムとして浮かび上がる仕組みです。

従来の雑誌広告とは全く異なる新しい体験ができる広告として話題になり、ネットには動画や画像が数多く投稿されました。Fast Companyは定期購読雑誌であるため発行部数は5万部ほどですが、雑誌購読者には大きな魅力を感じさせることができたようです。

 

・有名アーティストのライブ

イギリスのMUSION 3D社は非常に高い3D技術をグローバルに展開しており、ステージの演出に使われた数は世界中で700以上もあるという実績をもっています。

その中でも特に有名なものが、2014年の5月に行われた、故マイケル・ジャクソンの復活ステージです。日本でも多くのメディアに取り上げられたため、テレビなどで映像を見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

3Dホログラムを用いれば、亡くなった有名アーティストのライブやコンサートを再現することができ、時代を超えて素晴らしい体験をもう一度味わうことができます。

 

・ロンドンでは街頭ディスプレイにも用いられている

ブレード型3Dホログラムの実用例としてはイギリスのkino-moが有名です。

面白い活用方法として、自転車のホイールにkino-moのシステムを使うことで、自転車をこいでいる間、ホイールに映像が浮かび上がるという宣伝方法があります。

また、広告ディスプレイとしてもkino-moは利用されています。店頭での立体的な街頭ディスプレイに採用することで通行人が驚き足を止めてしまうという効果があります。Apple社の街頭ディスプレイにも用いられたことがあり、空中に浮かぶiPhoneを何人もの通行人が振り返って見ていました。

 

 

3Dホログラムは集客性がとても高いため、いち早く導入することで高い宣伝効果と話題性を得ることができます。海外に比べると日本での3Dホログラムの活用例はまだ少なく、新しい宣伝効果を求めるのであれば3Dホログラムが非常に有効であるといえるでしょう。

競合他社と差をつけるためにも3Dホログラムの導入は早い方がいいのかもしれません。

 

インパクト性を最大限に活かした「大型の3Dホログラムウォール」も都心では少しづつ事例が増えてきています。

 

 

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