デジタルサイネージコラム
今のように通信が発達していなかった時代、看板やチラシなどの集客効果は絶大でした。通信が発達した現代ではウェブをはじめとする様々な集客方法が活用されています。
今回おすすめするデジタルサイネージも現代を代表する集客方法の1つです。
■オフライン集客
まずはオフライン集客の種類についてご説明いたします。
・ちらし
新聞を購読している場合、折り込みチラシが入っています。
折り込みチラシはオフライン集客の中でもかなり宣伝効果のある方法で、新聞販売店に依頼して配布を行います。地域に合わせた宣伝をすることができるので、個人商店やスーパーなど店舗の規模に関係なく魅力を伝えることができます。
・看板
看板は一定期間継続して告知や通知、宣伝、広告のために屋外で公衆に表示され、法律によって設置方法が定められています。一言で看板といっても、種類が豊富です。
移動させることができない代わりに視覚に入るだけで宣伝効果があるため、通行人に対して無差別的に宣伝を行うことができます。
・イベント
展示会やイベントブースに出店するだけでなく、人が集まりやすい駅前などで商品サンプルを配布することもイベントの宣伝に含まれます。
サンプリングは無料で商品が試せるお得感もあり、不特定多数の興味を引くことができる方法です。また、スタッフが近くにいることで商品や店舗について質問できるため、コミュニケーションをとることで更に顧客の獲得に繋げることも可能です。
・デジタルサイネージ(スタンドアロン型)
デジタルサイネージの種類に、オフラインでデジタルコンテンツを配信するスタンドアロン型というものがあります。スタンドアロン型はUSBなどでコンテンツを更新する電子看板で、ただ静止画を写すだけでなく、スライドショーや動画の配信も可能です。
ポスターと異なり動きがあるため、人の興味を引きやすく、また様々な情報を一度に配信することができます。
■オンライン集客
インターネットが発達した現代ではオンラインによる集客をメインにしている店舗も多くあります。ここでは4種類のオンライン集客方法についてご紹介いたします。
・リスティング広告
インターネットで検索エンジンを利用した際、検索内容に関連した情報から、検索後の画面に広告が表示されます。たとえば、「歯医者」と検索をかけた場合、位置情報がオンになっていると近くの歯医者の広告が表示されるようになります。このように、検索情報を基に顧客になり得る可能性があるユーザーに対して広告を表示させる方法がリスティング広告です。
・SNS広告
FacebookやInstagramといった様々なSNSの中にも広告が入っています。
SNSではユーザーの興味がある分野を投稿内容や検索内容などから把握することができます。そのため、興味関心の高そうな分野の広告をタイムライン上に掲載することで高い宣伝効果を得ることが可能です。SNSでは静止画以外に動画を使ったPRを流すこともできるので、より興味を引きやすくなります。
・アフィリエイト
アフィリエイトとは、ブログやSNSで多くの読者やフォロワーがいる人に商品やサイトのURLを貼ってもらうことで集客を狙う広告のことです。
アフィリエイトの報酬は、集客数(クリック数)や商品の購入数に応じて支払われる(成果型報酬)ため、最低限の広告費で広く宣伝活動を行うことができます。
・デジタルサイネージ(オンライン型)
SNS広告やアフィリエイトは個々のスマホやタブレット端末上に表示されますが、オンライン型デジタルサイネージはディスプレイを使用して多くの人に向けて情報を発信するツールです。オンライン型のデジタルサイネージは情報を一方的に伝えるだけでなく、ユーザーがSNSに投稿したり、クーポンを発行するなどのアクションを起こすことができるため、よりユーザーの興味を引きやすい広告手段といえます。
■オンもオフも集客効果が高いデジタルサイネージ
デジタルサイネージの登場により集客方法は変化しています。
デジタルサイネージにはオフライン型とオンライン型がありますが、どちらも非常に高い集客効果をもっています。具体的な集客方法をご紹介いたします。
・デジタルサイネージを活用した集客方法
<販促プロモーション>
デジタルサイネージの代表的な集客方法が販促プロモーションです。
企業やブランドのPR、話題の商品を一度に多くのユーザーに伝えることができます。
ポスターや静止画よりもインパクトのあるPRが行えるため高い集客力が期待できます。
<イベント広告>
商業施設や駅、バス停にデジタルサイネージを設置することで、多くの人に対してイベント情報の発信や施設の案内を行うことができます。
オンライン型はネットを経由したコンテンツ配信なので、イベント情報の一括更新ができます。
・デジタルサイネージを集客に活用するメリット
<ユーザーに適した情報提供>
時間帯や設置した場所によって、ユーザーに最適な情報を提供することが可能です。
時間ごとに配信コンテンツが変わるよう設定しておけば、ファミリー向け、ビジネスマン向けなどターゲットに合わせた複数のコンテンツを配信することができます。
<目立つ>
デジタルサイネージは動きがあるほか発色がよく視認性が高いため、従来の看板やポスターよりも目に留まりやすいのが特徴です。音を流せるタイプもあり、より目立たせたい場合は非常に効果的です。
<情報に合わせた表示>
商品紹介にデジタルサイネージを活用する際、CMがある場合は動画を、文字で詳細を伝えたい場合は静止画を利用するなど、情報に合わせて表示を変更することができます。デジタルサイネージなら動と静を組み合わせたコンテンツ配信も可能です。
<リアルタイム更新>
オンライン型のデジタルサイネージであれば、状況に合わせて常に最新の情報をユーザーに提供することができます。災害や事故などの最新情報も配信できるため、ユーザーにとって有用性の高い存在になります。
デジタルサイネージは新しい集客方法です。高い集客力を求めるのであれば、デジタルサイネージの利用を考えてみてはどうでしょうか。