デジタルサイネージコラム
こんにちは!、
気がつけば、第3回目のコラムとなります!
デジタルサイネージのメリットや効果については
ご理解いただけましたでしょうか?
「はい!!導入しようと思います!!」
と強く決心されたそこの方!!少しお待ちください!!
デジタルサイネージを導入する前に考えておくべき4つの大事な
ことってご存じでしょうか??
実はこれを知らないと、デジタルサイネージを導入しても、
まったく効果を発揮できない…なんてことになりかねません。
実際、導入されている、約4割のデジタルサイネージが
本来の力を発揮できていないとさえいわれているんです。
ということで今回は、デジタルサイネージの導入前に考えておくべき
5つの大事なことについてお話していきたいと思います。
■ 大事なこと1:導入目的
さて、さっそく導入前に考えておくべきこと1つ目です。
というよりはこの1つ目が「1番大事」です。
それは「導入の目的が何なのか??」ということです。
デジタルサイネージといっても、ただ導入すれば、何もかもうまくいくような
万能なツールではありません。
はっきりと達成したい目的があってこそ
初めて効果を成すツールなんです。
会社からデジタルサイネージを導入しなさいと言われたから…
競合もデジタルサイネージを最近導入したから…
流行っているみたいだから…
実際、このような理由でデジタルサイネージを導入される方は多くいらっしゃいますが、
大事なので何度もお伝えしますが、
デジタルサイネージは目的を達成するための「ツール」でしかありません!
集客UPがしたいのか?
情報共有がしたいのか?
それとも演出の一部として使いたいのか?
いろいろな目的の中で、まずは一つにしっかり絞ること。
ここが本当に大事です。
■ 大事なこと2:ターゲット
目的が決まったら、次に誰に対して訴求を行いたいかを決めましょう。
ターゲットが定まらないと、効果もぬるっとしたものになってしまうので
しっかり自社の目的を達成するためのターゲットに絞るようにしてください。
ただ、サイネージの特徴としては、時間ごとに表示内容を変更させることも
可能なので、時間帯別にターゲットを絞っていただくのも効果があります。
■ 大事なこと3:設置場所・設置方法
目的とターゲットが決まれば、そこに対して最も効果の高い
設置場所と設置方法を決めていきましょう。
例えば、
お子様をターゲットにしているなら、床面から50センチ程度がよい可能性がありますし、
女性をターゲットにしているなら、通常より少し低めの方が
いいですね。
また、時間帯によって人の流れの向きが変わるようであれば
壁掛けでの固定設置よりも、キャスター付きのスタンドの方が
見せたい相手に向けて、しっかり時間帯別に訴求を行えます。
■ 大事なこと4:運用方法
そして、デジタルサイネージ導入後の、一番の課題となるのが
この運用方法です。
導入したのはいいものの、運用方法が明確に決まっていない。
こういった事例は本当に多くて、
1年間コンテンツが変わっていない…
なんてところも数多く見受けられます。
・誰が
・いつ
・何を
・どんなふうに表示させるのか?
など、デジタルサイネージを活用するためのマニュアルやルールは決めておきましょう!
■ 大事なこと5:コンテンツ
そしてデジタルサイネージに表示させるためのコンテンツです。
ここでは導入目的やターゲットに合わせこんだコンテンツを
しっかり作りこみを行うことが大事です。
とはいえ、自社で作るのは難しい、時間がないという方もいらっしゃるかと思います。
最近では、コンテンツ製作の価格もだいぶ安価になってきていますので
コンセプト等がきまれば、作成の部分だけ外注にお任せ!
というのも非常に有効かと思います。
また、コンテンツの内容を悩みすぎて、ずっとコンテンツの更新が行われていない…
というような話も耳にしますが、
デジタルサイネージは使ってこそ、効果を発揮するツールです!
コンテンツのABテストも含め、どんどんチャレンジしていただくほうが
目的に応じた費用対効果もでるはずです。
■ まとめ
ということで、今回は
デジタルサイネージ導入前に考えておくべき4つの大事なこと
について詳しくお話させていただきました。
単純そうに見えて、いろいろと考えておく必要があるな…と感じらえたかたも
いらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、ここまでしっかり考えてデジタルサイネージを導入いただければ
他の店舗や施設にはない、差別化になることは間違いないので
ぜひご導入いただく前には、しっかりと考えていただければと思います!
エヌエスティ・グローバリスト株式会社
デジタルサイネージ事業部
VX coordinator
松本 好史