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デジタルサイネージの種類っていくつある? 3つの種類を紹介!

デジタルサイネージと一言でいっても、様々な種類に分類されています。

設置による分類方法は、デジタルサイネージを詳しく知らない方でも見た目だけですぐに判断ができます。

しかし、見た目だけでは分からないような分類方法もあり、デジタルサイネージの導入には種類ごとの特徴を把握することが必要です。今回はデジタルサイネージの具体的な種類についてご紹介いたします。

スタンドアロン型デジタルサイネージ

まずはもっとも導入ハードルが低いとされているスタンドアロン型デジタルサイネージについてご紹介いたします。

・スタンドアロン型とは

スタンドアロン型デジタルサイネージはネット環境を必要とせず、本体と電源さえあれば使用することが可能です。費用も安いので、コストをあまりかけたく無いお客様に多く利用されています。

・配信方法について

スタンドアロン型はインターネットに接続していないデジタルサイネージなので、コンテンツを変更する場合は、ネットを経由せずSDカードやUSBメモリーを直接差し替えることで変更作業が完了します。
ポスターを張り替えるように手動での作業が必要になるので、導入台数が少ない店舗や、あまり頻繁にコンテンツを変更しない場所でのデジタルサイネージに最適です。

・メリット

インターネットに接続しないので、インターネット環境がない場所でも簡単に使うことができます。
専用スタンドがあれば設置するための工事をする必要もありません。したがって、初期費用やランニングコストが抑えられるので、リーズナブルに使用したい場合に便利な種類といえます。設定方法が他のデジタルサイネージに比べて簡単なので、専門的な知識も不要で誰でも簡単に利用できるというメリットがあります。

・デメリット

機能が少なく、運用の手間がかかります。複数店舗さまの場合はUSBメモリの郵送などの手間やコストもかかります。また、取り込める素材に制限がある場合や、レイアウト構成に制限があることも多く、デジタルサイネージに多機能を求める場合やコンテンツ更新頻度が月1回以上ある場合は不向きといえるでしょう。

ネットワーク型(クラウド型)デジタルサイネージ

次に複数のデジタルサイネージを導入している場合に便利な、ネットワーク型デジタルサイネージについてご紹介いたします。

・ネットワーク型とは

ネットワーク型デジタルサイネージは別名「クラウド型デジタルサイネージ」とも呼ばれます。
このタイプのデジタルサイネージは先ほどご紹介したオフライン型とは異なり、インターネットに接続して運用を行います。主にバス停や駅、全国チェーン店、空港などで利用されています。

・配信方法について

インターネット環境によって管理されているので、配信コンテンツもインターネットを経由して流すことになります。頻繁にコンテンツを変更する場合、複数のデジタルサイネージを導入していると手動での切り替えは大変です。しかしネットワーク型デジタルサイネージの場合、遠隔から一括操作で切り替えることが可能です。

・メリット

インターネットを利用することで複数のデジタルサイネージの管理を一括で行うことができます。
また、離れた場所のデジタルサイネージであっても通信環境さえあれば管理できますので、管理したいデジタルサイネージが広範囲に渡る場合や、状況に合わせてすぐに配信コンテンツを変更したいというときには非常に便利です。
オフライン型とは異なり、静止画だけでなく動画やwebコンテンツなど豊富な種類のデータを扱うことができるため宣伝方法の幅が広がります。細かなスケジュールを設定することや、分割して同画面上に複数のコンテンツを表示させることも可能なので、ターゲットに向けて様々なアプローチ方法を試みたいという方や、配信コンテンツを頻繁に変更したいといった場合に強みを発揮します。

・デメリット

電源以外に常時インターネットに接続できる環境が必要になります。配信コンテンツを更新するときのみインターネットに接続するというスタイルもありますが、お知らせや情報、ニュースといったコンテンツを流したいというときはネット環境で常に管理を行うことになります。インターネットの環境がない場合は工事が必要になることもあります。その際サーバー使用料なども必要になるため、オフライン型に比べると初期費用やランニングコストが高額になりやすいというデメリットがあります。

多機能型(インタラクティブ型)デジタルサイネージ

多機能型デジタルサイネージは特定の場所でよく導入されている種類です。名前を知らなくても利用したことがあるという方は多いのではないでしょうか。

・多機能型とは

多機能型デジタルサイネージは別名「インタラクティブ型デジタルサイネージ」とも呼ばれます。
他のデジタルサイネージがユーザーへ一方的に情報を与える配信であることに対し、このタイプは多機能型という名前の通りタッチパネルの技術とデジタルサイネージの技術を組み合わせることで相互コミュニケーションが可能になります。
導入されている主な場所としては、ホテルのロビーや博物館、大きなショッピングモールなどです。
タッチパネル以外にモーションセンサーの機能を持つ種類もあります。

・配信方法について

多機能型デジタルサイネージも基本的にインターネット環境が必要な種類です。
インターネットを通じてコンテンツの更新を行う以外に、ユーザーが利用した目的や情報などが管理者側に送信されます。

・メリット

長時間の稼働が可能な高耐久性と、ユーザーが知りたい情報を自分から選んで調べることができるという点が大きなメリットといえます。
ホテルやショッピングモールの案内などに使われていることが多く、多言語機能が搭載されているなど、名前が示す通り非常に多様な種類の情報を提供することが可能になっています。
海外からの観光客が多い場所では、多言語機能を使用して詳細な説明をすることもできるため、インバウンド事業でも注目を集めている種類です。
また、デジタルサイネージ側から送られてきた情報を解析することでどのような内容が調べられているか、多く使われている時間帯はいつか、など様々なことを把握することもできます。

・デメリット

ネットワーク型と同じくインターネット環境が必要になるので、ネットワークの回線費やサーバー使用料、システム構築や維持にコストがかかります。ランニングコストは今回紹介した3種類の中でも特に高額になりやすい点がデメリットといえます。
またタッチパネルを使用する場合、対応するコンテンツを作成しなければならないので専門知識が必要となります。コンテンツを外注する場合も、費用が割高になる可能性があります。
他のデジタルサイネージとは違い多機能型デジタルサイネージはタッチパネルを使用するため、ディスプレイが高額になります。


どの種類のデジタルサイネージを選べばいい?

3種類のデジタルサイネージをご紹介しましたが、適正な種類がどれか分からず悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
最後にデジタルサイネージを導入する際に何を基準に選ぶと良いのか、4つのポイントをご説明いたします。

・ロケーションで決める

まずは設置するロケーションについて考えてみましょう。
屋外と屋内という違いでも、耐水性やホコリなどの汚れに強いものを選ぶ必要があります。
屋外に設置する場合は防水機能が必須になります。防水機能は通常のデジタルサイネージに比べて高額になります。設置したいロケーションにはどのような機能が必要かを書き出すことで、デジタルサイネージが選択しやすくなります。

・ディスプレイの種類で選ぶ

タッチパネル対応か非対応かだけがデジタルサイネージのディスプレイの種類ではありません。
画面を液晶にするかLEDを使うかも重要です。
液晶は高解像度の処理ができるため、美しい画像や映像を見せたい場合は液晶の方が向いています。
複数のディスプレイを繋げて大型のディスプレイとして表示することも可能です。

LEDは液晶ほど解像度が高くありませんが、画面サイズが豊富にあり、明るさや耐久性に対して強みがあります。直射日光にも負けず、迫力のある映像を流したいのであればLEDが向いているといえるでしょう。

・配信するコンテンツで決める

配信するコンテンツで決めるという方法もおすすめです。デジタルサイネージの種類で説明した通り、それぞれに適した配信方法があります。
コンテンツを頻繁に変更せず、動画ほど動きを必要としない場合はコストを抑えられるオフライン型で十分対応できます。
本格的にデジタルサイネージを使用して管理やコンテンツを考えたいのであれば、オンライン型でなければ厳しいでしょう。

・予算で決める

デジタルサイネージは同じ種類であっても機能面やメーカーによって費用が異なります。
どのようなデジタルサイネージがあるのかといったこと以外に、修理費用やメンテナンス費用など業者のサポート体制を比較してみましょう。
長期に渡って使用する際「実際に導入をしたら予定していた予算よりもランニングコストがかかっている」という事態を避けるためにも必要な費用を計算しておくことは大切です。

まとめ

デジタルサイネージは配信するコンテンツによって適している種類が異なります。
特に多機能型は他のデジタルサイネージと異なり、ユーザー側と運営側の相互コミュニケーションが可能な唯一の種類です。デジタルサイネージの種類を知ることで、どういった効果が得られるのかを再度確認し、適切な種類を選びましょう。
また、デジタルサイネージは思いのほか、専門知識が必要になります。種類を把握したら、まずは専門の会社へ相談してみましょう。