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注意点はある? デジタルサイネージを初めて導入する際のポイントとは

多くの販促効果が期待できるデジタルサイネージですが、ただ設置するだけで効果は得られません。
販促効果を得るにはデジタルサイネージ配置のコツや注意点をしっかり知っておく必要があります。
デジタルサイネージを初めて導入する場合に必ず押さえておきたいポイントをご紹介しますので、是非ご活用ください。

デジタルサイネージを設置するロケーションに関する注意点

デジタルサイネージを設置する際、ロケーションに注意が必要です。
どういった注意点があるのか、最初に4点ご紹介いたします。

・理想的な設置条件とは?

デジタルサイネージを設置する際には、人の動線を意識する必要があります。
思い出してください。待ち合わせのときやバスの停留所で特に何もすることがないときなど、無意識に広告に目が行ったことはありませんか?
人の流れがあり、一定の時間を過ごす場所において「通行人が無意識に見てしまう」という場所がデジタルサイネージを設置する理想的なロケーションといえます。

・画面のサイズと輝度

コンテンツを誰に見て欲しいのかという点と設置場所を考えて画面サイズと輝度を考えましょう。
タッチパネルとして設置するのであれば、人とデジタルサイネージの距離が非常に近くなります。
近い距離で操作をすると、画面が大きすぎては不便に感じてしまいます。
逆に広範囲から見やすいようにしたい場合はある程度の大きさが必要になります。
外光の影響が大きい場所では高輝度のディスプレイが必要になりますし、外に向けた設置であれば太陽光に強い超高輝度のディスプレイが必要になります。また、屋外に設置する場合は特殊な環境なので、屋外設置に慣れている、実績の多い会社に相談してみましょう。

・設置場所に適した設置とその必要性

設置環境には、いたずら、衝突など不測の事故を起こす要因も隠されています。そのため、配線を隠したり、ぶつからないよう、またはぶつかっても怪我の無いように工夫した設置方法が必要になります。
考えられる要因を整理して、安全な設置方法を考えるのも重要です。

・設置場所の強度について

店舗によっては壁や床、天井などに直接デジタルサイネージを取り付けたいという方もいらっしゃることでしょう。しかし、設置場所の強度が十分でない場合、落下や破損の原因になりかねません。
落下して大きな事故が発生しないよう、設置場所の強度をしっかり確認しましょう。

デジタルサイネージの運用に関する注意点

デジタルサイネージの運用を始める前に考えておきたい注意点を4つご紹介いたします。

・メンテナンスのしやすさを考える

設置する場所によって、人がぶつかって転倒したり故意にいたずらをされたりと故障の発生リスクが伴います。たとえ大きなトラブルがなくても時間の経過とともに不具合を起こす可能性もあります。
故障やトラブルの際にメンテナンスがしやすいように設置するということも考えてきましょう。

・設置方法に合わせたマーケティング

従業員に向けたお知らせを出すために設置するのなら、オフィスの出入り口付近といった多くの人の目につきやすい場所に設置しなければ意味がありません。

企業が商品の宣伝を意図して設置をするならバス停や駅、喫煙所などの人が立ち止まりやすい場所に設置することで無意識に人の視線を集めることができます。

店舗の新規オープンなどを宣伝する場合は、ターゲットに「これはどこにあるお店なのか?」と興味を惹かせるような距離感を持たせることも意識しましょう。

デジタルサイネージの運用をする際、何台導入するのか、配信するコンテンツは一回の配信で何パターンくらい必要か、また、どれくらいの頻度で更新するのかなどをあらかじめ考えておきましょう。

目的に合わせたコンテンツを適切な場所で配信することがデジタルサイネージ導入による費用対効果を得るポイントです。

・ターゲットを絞ったコンテンツの配信が行われているか

ターゲットがぼやけたままでは質の高いコンテンツが作り上げられません。
たとえば女性向けの商品なら、対象が若年層なのか主婦層向けなのかで興味を惹く演出が大きく異なります。コンテンツの制作に入る前にターゲットを明確にし、どのような演出をすれば興味を持たせることができるのかを把握しておきましょう。

・運用コストに見合った収益が見込めるか

デジタルサイネージの運用コストについて考えてみましょう。
デジタルサイネージの運用コストは主に、本体の導入費用、電気代、修理費用、メンテナンス費用など
です。コンテンツの作成を外部に委託する場合は、継続的にコンテンツ制作費用も発生します。
実際に運用を始めてもそれらに見合う効果を得られなければ導入するメリットは少ないといえます。

デジタルサイネージのコストに関する注意点

こちらでは3つの運用コストについてもう少し掘り下げてご紹介いたします。

・コンテンツの制作費用

コンテンツを自社で作成できる環境が整っていれば、業務の一環として従業員が制作を手掛けることができるため大きな製作費を見積もる必要はありません。
しかし、自社内でコンテンツ作成が難しいときは外部に発注をかけるしかありません。
コンテンツ制作費用は制作会社の規模やコンテンツの内容によって変動しますが、プロが手掛ける分、ターゲットに向けた適切な販促が期待できます。

・修理やメンテナンスの費用

デジタルサイネージは長期的に安定稼働させるには定期的なメンテナンスが必要になります。
安全の維持や見やすいコンテンツを届け続けるためにも定期メンテナンスは必要です。

修理やメンテナンスの費用はディスプレイのメーカー、スペック、大きさなどによって変わります。
また、保守にコストをかけず予備機を購入しておくという方法もあります。導入を決める際はメンテナンス費用がどれくらい必要になるかという点も確認しておきましょう。

・その他、サポート費用やサーバー使用料も必要

サポート費用は依頼する業者によって異なりますし、デジタルサイネージのハードウェア・ソフトウェア
の種類によっても異なります。当然規模や台数によっても変わってきます。
総合的に判断し何を重視するかで比較検討することをおすすめします。

デジタルサイネージ運用の失敗例



最後にデジタルサイネージの運用で失敗をした例を3点ご紹介いたします。

・ぼやけたコンテンツ内容

コンテンツの内容は店舗や商品の売上に直接影響を与えます。
そのため、ターゲットを明確にして伝えたいことをはっきりとさせたコンテンツを作ることが重要です。
ターゲットやコンセプトが定まっても伝えたいことが分かりにくい場合は、コンテンツの質が良くないと考えましょう。

コンテンツの質はデジタルサイネージの運営側がユーザーのことをどれだけ理解し、求めていることをきちんと提供できるかどうかにかかっています。

ぼやけたコンテンツはユーザーに寄り添えておらず、必要とされている情報を与えることができないということになります。
マーケティング調査の徹底はもちろん、ターゲット層がどのようなコンテンツに興味を示すのか、ターゲット層の目に留まりやすい演出が行えているか、適切な場所にデジタルサイネージがきちんと設置できているかなどを見直すことが重要になります。

・設置のタイプ選びに失敗している

デジタルサイネージには様々なタイプがあります。お客様が自身で考えたタイプと、プロから見て最適なタイプが異なる場合もあります。
お客様の情報をなるべく業者に提示し、適切な提案をしてもらうことが重要です。

たとえば、あるアパレルブランドがオフライン型埋め込みタイプのデジタルサイネージを導入したとします。
スタンドアロン型は配信コンテンツを変更する際にSDカードやUSBメモリーを差し替えて変更するので、モニターを埋め込みにしてしまうと作業が非常に困難になります。

設置するタイプはコンテンツの配信方法やメンテナンスの行いやすさも考えて設置することが重要です。

・画面サイズが適正ではない

「目立たせたいから」と極端に大きい画面のデジタルサイネージを選ぶことはあまりおすすめしません。
大きい画面は遠くから見たときに見やすくなるメリットがありますが、近くから見ると全体が視界に映りきらず、コンテンツの内容をしっかり把握することができないからです。
映画館の最前列と最後冽を参考に考えてみると分かりやすいかもしれませんね。
遠くにいる人に対して宣伝効果を発揮したいのか、それとも店舗の前を通る通行人に対して宣伝効果を発揮したいのかで画面のサイズを考えましょう。
適正なサイズが分からないという場合は、業者にデジタルサイネージで誰にどういった効果を得たいのかを明確にして相談しましょう。

まとめ

デジタルサイネージは導入して終わるものではありません。
導入してからがスタートだと思ってください。デジタルサイネージを効果的に使うためにはいくつもの注意点がありますが、不安な場合は担当者だけで抱え込まず、プロを頼ることで早期解決や問題改善につながります。
導入を検討している場合は、デジタルサイネージの専門知識のある会社に早めに相談をしてみることもおすすめです。